2013-04-05(Fri)
パディーヤ投手への首脳陣のコメント
「日本の捕手は打者を研究している。もっと捕手のリードに耳を傾けてやらないと、長い回は投げられない。公式戦に入って分かったんじゃないか。材料にしてほしい。本当に日本で成功したいなら自分のスタイルを貫き通すだけではしんどい」
愕然とするコメントです。こんなコメントを公に出すのに苛立ちを感じます。発言時の表情や言葉の感じがわかりませんが、文章だけで受ける印象でイラッと来たので、下に暴言を。
去年はリリーフをやっていたのは知っているはずです。なのに、またも長いイニングを投げることを要求するわけですか。本人たちに問題があったとはいえ、昨年も同じ失敗をしたのに繰り返そうとする首脳陣にあきれます。
この首脳陣ではいくらお金を積んで大物外国人を獲ってきたところで成功するわけがありません。フロントも学習してください。
去年ピント、ペニーの時にも書きましたが、新外国人はどうしたって文化の違う日本に来れば大なり小なり戸惑う部分は出てくる。そこで頼るのはどうしたって己の考え、自己の力になるでしょう。それを止めさせたいとするのがまず間違い。ある程度マイペースで行かせないと成功するわけがない。
それでも止めさせたいのならオープン戦のときから捕手を固定してください。パディーヤ投手が投げていたときは毎回捕手が違う。しつこいようですが、いくら経験があっても異国の地という環境になれば、どうしても人間精神面が安定しないでしょう。そこで信頼できる人間が見つかるかどうかが重要です。
なら、首脳陣はパディーヤ投手が捕手を信頼できるような努力をすべきです。それを十分にやってからのこのコメントなら納得しますが、オープン戦で毎回捕手を変えていれば、捕手によってリードが変わるんだから、パディーヤ投手も戸惑うでしょう。日本語が出来るわけでも無く、仮に出来たとしても同じ日本人同士でも人が変わればやりとりを一からやらないといけないというのに。
まさか、投手と捕手の関係を軽く見ているわけでは無いでしょうね?
ついでに書けばセットのことを注意されてからパディーヤ投手は意識してやっていましたよ。その上でこの発言ですからね。よっぽど高山投手コーチは外国人投手がお嫌いらしい。
「過去と他者は変えられない。自分と未来は変えられる。」
パディーヤ投手に要求する前にご自身が昨年の失敗から学び取ってください。選手も同じ失敗を繰り返す。それ以前にコーチが何度も同じことを繰り返すでは話になりません。
過去の功績は認めますが、今や高山投手コーチもこのコメントを精査する限りでは邪魔者ですね。他の若手の扱いも悪くなってきていますし。昔ほど我慢も効いていない。
焦りがあるんでしょうが、チーム状態が悪いときにあんたが焦ってどうするんだかと思います。上の立場に立つコーチなら冷静に対処する度量を見せて自分のミスを認めてほしいものです。
今シーズンどこかでフロントが外国人投手を補強するかもしれませんが、外国人投手のことを理解できない今の高山投手コーチがいる限り徒労に終わるでしょう。金の無駄になるから獲らないでほしい。
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